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健気に一生懸命生きた柏原さん


午前9時に目覚め、ブログの続きを掲載するため、文章を作成しようと10時から向き合っているのですが、
何も書くことが出来ず、2時間も経ってしまいました。
短い時間も、懸命に健気に生きた柏原さんの姿を強く思い出し、果たして自分の生き方はどうなのか、
仕様もないことに落ち込んだり、苦しんだり、我が儘を言ったり、人に心配をかけたりと、
このところの自分がしていることを振り返って、責めたり反省したりしていました。

私は今、これを書いて自分との折合いをつけようとしています。
正直に言うと、今年に入ってから暗くて長いトンネルに迷い込んでしまったように、情緒が安定せずに過ごしてきました。
このブログも、人間、仲宗根幸子見て欲しいと言いつつ、自分の不安感をチョイチョイ覗かせ、見る人の心配を募らせ、
人に言えない悩みや苦しみを言えないけど察してと、甘えて書いていたブログの様な気がします。
そして、そんな自分に嫌気がさしているところでした。

柏原さんからの手紙をしっかり読み返しました。


大阪で打ち上げ宴会をしていた時、近くにいた柏原さんが飲んでいないのに気が付き、
「あら、今日は飲んでないの?」と声を掛けたら、
「ここのところ背中がひどく痛くて、明日精密検査に行くんです」と言って、
早めに帰宅していく背中が、私にとって最後に見た柏原さんでした。

その後は、柏原さんと親しい仲間から症状を聞いたりして、心配していましたが、
自宅療養をやむなくされた状況に心配が募り、手紙を書きました。
かなり状態が良くないと聞いていた私は、元気付けられればと思い書いたのですが、
驚くことに、本人から返事がきたのです。

それは、黒々と墨で綴らた、病を感じることなど出来ない文字でした。
この手紙には、「この病気になって4ヶ月を過ごしましたが、私にとって3年ぐらいに感じます。
最低でも20年は最悪な食生活でしたので、今の病状を当然と受け止め、しっかりと治療します。」
後で聞くと、見舞いに来た友人達に「しっかり食事はせんとアカンよ」と言っていたそうです。

そして、「まわりの皆様からのお心遣いに感謝を忘れず、頑張って療養致します。
自分では春、4月に復帰すると思っています・・・が。」
これは、正月が明けた頃に届いた手紙です。
柏原さんが亡くなった後、何度、この手紙を読んで泣いたでしょう。
「4月に復帰するって言ってたじゃない!」と。

でも、不思議です。
私は今迄気が付かなかった。
今、ここに書き写して初めて気が付いた。
「・・・が。」が入っていたなんて、本当に今初めて気が付きました。
あれほど繰り返して読んだのに。ショックです。
復帰すると力強く約束されたと思っていました。
どんなに辛い思いで、この手紙を書かれたのでしょうか。
ご自分の病状に思い悩む夜は、どんなに長かった事でしょう。
強くたって辛かったよね・・・・・・涙が止まりません。

お姉様から頂いた手紙
「私にとってミユキは頑張り屋で可愛い自慢の妹でした。・・・略
中学、高校と寮生活をして、高校卒業後は両親の反対を押し切り、大阪へと自分で進路を決めて行きました。
そして、最後まで一生懸命夢を叶えるため頑張ってきた姿が、今でも目に浮かびます」

病床でも、見舞いに訪れる友人たちを笑顔で迎えたという強くて優しい柏原さん。

ネイルケアでは、東の伊藤朋子、西の柏原ミユキと言わしめたテクニック。
最後に金字塔を打ち立て、逝ってしまいました。
あの戦っていた仲間は、彼女が亡くなった時、涙しました。「戦友」だったのですね。

私たちは、貴重な仲間を失いました。
しかし、スクールもサロンも彼女が一生懸命育てたスタッフがしっかりと継いで頑張っています。
柏原ミユキの技術は手から手へと、ネイルが続く限り、未来永劫に生き続けます。
そして、私たちは決して「柏原ミユキ」を忘れる事なく、ネイルを愛し、夢を叶えたあなたの名前を伝えていきます。




覚悟していたのでしょうか。
彼女が亡くなった後、見つかった自筆のメッセージがあります。

「いつでも夢を持ち続けて下さい。簡単にあきらめないで下さい。
強く願えば必ず叶います。柏原ミユキ」と。

ネイルをこよなく愛した柏原さん。もっともっと叶えたい夢もあったことでしょう。
これからは私たちが、いいえ、ネイルの道を歩むすべての人たちがこのメッセージを胸に、
夢を叶えるため、頑張り続けます。


今、これを書き終えて、きっと自分との折合いをつけていると思います。
人間、仲宗根幸子は、やはり強くて明るくて「先生と会うと必ず元気パワーをもらえる」
と言って下さった多くの方の期待に応えます。
今度は、優しさも。
「本当に強くなければ、優しくなれない」
これが私の座右の銘です。




私は、柏原ミユキさんが「私が言うのも変ですが、本当に体に気をつけて下さい。」と、最後に書いてあった約束を守り、
2年前の春より、しっかりと栄養の配分を考えた料理を作り、しっかりと食べています。
おかげ様で、本当に体が元気になっています。

さあ!「元気力ネイル発電所」心も新たに元気に操業です!
 
いつまでも、いつまでも


先日、私はお墓参りをしてきました。その人とは、生前一度もお会いしたことがありません。
K.大輔、享年23歳という若さで、不慮の事故でなくなったそうです。
今年の7月1日で、8回目の命日のその日でした。京都の太泰近くの小高い丘の上に、彼は眠っていました。

私は持って行った『Maker’s Mark』を前に置き、「大輔、とうとうここまで私を連れてきたね」と声を掛けました。
彼と夢を語り合った仲間は、それぞれに道を歩んでいるけど、彼のいない悲しみは薄れ難く、今でも尾を引いています。
彼を尊敬して止まぬ後輩のバンド仲間の一人が、大きな大輔に子犬のようにジャレつく姿が目に浮かびました。
私は、幻想を振り払うように、「もうここには2度と来ないよ。後から、あなたが一番心配していた後輩が辛くてここに来れなかったけど、今日はきっと来る!私の役目はもう終わり」とひと口、『Maker’s Mark』を飲み込み、そこを後にしました。
でも、いつまでも、いつまでも、大輔の仲間達は彼を忘れることは出来ない。


私たちも大切な仲間を失いました。
受け入れ難い大事な人の死、「それを受け止め前に進まなければ」と言う私にも、
そんな思いにさせられる人を失いました。
検定試験の会場にも、認定講師の勉強会にも、イベント会場を見渡しても、もう彼女の姿はありません。
現実は認めているのですが、「ああ、ここに居てくれたら」と何度思ったことでしょう。
彼女が亡くなったのは、2年前の4月、自分では少しその悲しみも薄らいだと思っていたのですが、
ある事が引金となって、どうしようもない喪失感が私を襲ったのです。
それは、深夜遅く『ネイルエキスポ2007』のDVDを見終わり、飲んでいたお酒にすっかり酔っていた時です。
「どうして彼女はそこにいないの?」と思った瞬間、とめどない悲しみに全身が包まれてしまいました。

絶対に忘れられない人、柏原ミユキさん
平成18年4月14日、享年38歳。
世界のトップレベルの技術を持つ、ひたすら努力の人でした。
柏原ミユキ、トップネイリストを死に追いやった憎き病魔は「ガン」
とっても頑張りやさんだった柏原さん、頑張っても頑張ってもこの「ガン」に勝つ事が出来ませんでした。

北広島の山深い生まれ故郷で柏原さんの葬儀が執り行われました。
そこに向う車の中から見た風景は、不思議なものでした。
4月半ばというのに、日の射さないところには残雪があって、見渡せば満開の桜が私たちを迎えていました。
満開の桜は、悲しみを深くさせ、どんなに咲き誇っても淋しい色にしか見えません。
そして、長い道程に色々な思い出が去来していきます。

コンテストでの優勝
大阪で開催された日本ネイリスト協会主催のコンテスト「マスターズ部門」、
この部門は、コンテストで3位までの入賞者しか出場できません。
出場者はネイル業界を背負い立つ強者、柏原さんを含む「四天王」が出場していました。
どれだけのプレッシャーの中、頑張ったのでしょう。
見事、グランプリの座を射止めました。
お祝いに、キューティクルニッパーNAKASONEをプレゼントした時、ハニカミながら受け取る嬉しそうな笑顔。
忘れられません。

柏原さんは、北広島から大阪に出てきて、本当に頑張って頑張って、
ネイリストの修行をしてサロンとスクールをオープンします。
そのスクールをJNA認定校にする為の申請をして、私が視察する事になりました。
私は間違えてサロンの方へ訪問してしまい、柏原さんがスタッフの連絡を受けて、あの小さな体で力いっぱい自転車を漕いできました。顔に汗をひからせて、私が行く事で、ものすごく緊張していたそうです。
あの時の姿が思い浮かびます。

思い出は尽きません。
車は山の中から田畑を左右に分けた道へと続きます。



かなりの長文となり、私の胸も段々と締め付けられてきました。
また明日、続きにしましょう。


私は、柏原さんのことをブログや本に書きたくて、彼女のお姉様と直接電話で、「私たちは柏原さんのことを忘れてはいけないと思います。彼女の努力、功績を伝えたい」と話し、了承を得ました。
彼女は生前に死を覚悟していたのか、自筆のメッセージを残しています。また、闘病中に私に手紙を下さいました。
明日は、病魔に冒されても、健気に前向きな彼女の姿をご紹介したいと思います。
私よりももっともっと柏原さんと親しい友人たちもいらっしゃるのですが、私なりの思いをお伝え致します。
 
電車
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電車に乗ろうとした、6本見送った。なかなか気に入った電車が来ない。
 
線路
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トムセミナー
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きょうはトム・ホルコムの、フレンチスカルプチュアネイルのセミナーでした。定員30名に対して、キャンセル待ちが30名!募集日数が短かかったのですが、トム人気はいまだにトップを誇っています。私は沖縄セミナーで久し振りにじっくりとトムの作る「コンペスタイル、フレンチスカルプチュアネイル」を見ました。素晴らしい!のひと言です。まずは薄い、そして美しい!パーフェクトです。大変繊細なスカルプチュアです。私は今の日本人の作るスカルプに必要なのは、繊細さではないかと思っております。確かにスマイルラインは美しい、でもホワイトパウダーのミックスチュアの量が多いので、厚く「ドーン」としたフリーエッジになっています。さすがに先端は薄いのですが、スマイルライン部分が重く見えるのは、エッジをクッキリ出したいと思う余りではないでしょうか。よく言われる「存在感」を気にし過ぎているのでは?そして親指が長過ぎです。存在感ばかりあって繊細さを忘れているのではないかと思ってしまいます。何年か前、日本人のスカルプの造形は世界一美しい!と思った事がありますが、あの頃はトムの様に繊細でシャープな形でした。今の存在感ばかり気にする造形から何とか脱却したいものです。最後にトムの言葉を「確かに日本人の作るスカルプチュアは進歩している。スマイルラインは大変に美しい!でも、余りにそれを重要視してミックスチュアを取り過ぎ、全体が厚く感じてしまう。もっとうすくデリケートな形をつくらなければ」でした。
 
ドラムの先生のライブに行って来ました。
私のドラムの先生、久保ちゃんが吉祥寺でライブ出演しました。


雨の降り止まぬ6月29日の日曜日、親しい友人達と、私がドラムを習っている久保ちゃんライブを見に出掛けました。
場所は、吉祥寺のSILVER ELEPHANT・シルバーエレファント(私は密かに、銀象と呼んでいます)という所です。

久保ちゃんの出番は、19時40分からです。
私は途中用事があって、ライブハウスに着いたのは、40分を過ぎていました。
演奏がすでに始まっています。

「ん?」

違う、これは久保ちゃんのドラムではない!
テクニックが違いすぎます。
久保ちゃんは、かなりのハイテクで、最近私の耳はかなり肥えてきていますから、すぐ分かります。

何度かこのブログに登場した私のドラムの先生、そしてバンドのメンバーをここに正式にご紹介します。


ドラム担当、久保大英(クボダイエイ)、京都出身の28歳、ドラム歴すでに13年。
中学時代から始めました。



そして、バンド名はコズミックファンキーバンド「OFF人」、おふたりといいます。
他のメンバーは・・・
小林大輔(Vo.、G.&Key.)
Haran−d(G.、Key.、Prog.&Cho.)
馬屋原豊(B.&Cho.)
の4人で構成されています。


私の先生だから義理で聞いているのではありません。


かなり上手いです。
ボーカルは、ハスキーでも透き通る声です。
踊りだしてしまいたいほどのダンスビート、でも、私がこのバンドを好きな理由は「しなやかさ」です。
久保ちゃんの叩くドラムにも「しなやかさ」を感じます。
文字で上手く表現できない音が、体と心に響きます。


ドラムの久保ちゃんは、下北沢にあるライブBAR「Colored Jam」のオーナーであるあの「虫」ちゃんです。

今ではかなり成長している「虫」ちゃんですが、7月からこのOFF人のライブを、第2水曜日に毎月定期的に行います。
ぜひ、聞いてみて下さい。

大人の男の魅力いっぱいに、ステキな笑顔で迎えてくれる店長、森下貴之さんは、元ボーカリスト。
ライブが終わって静かな深夜、リクエストをすれば歌って下さいます。
ドラムを叩きたいと言えば、久保ちゃんが親切に教えて下さるし、お客様が気軽に楽器に触れることが出来るので、
ますます音楽ファンが増えています。


優しさと音楽に包まれたライブBAR「Colored Jam」でOFF人のライブを聞いてみませんか!

「Colored Jam」
PM7:00〜AM:5:00(ラストオーダー AM4:30)
定休日・火曜日
ライブ 木・金・土・日 PM7:30〜PM10:00



 
 OFF人ライブ
 7月より毎月第2水曜日 PM7:30〜PM10:00
 7月21日 SILVER ELEPHANT(吉祥寺)出演




 
無題
200806280100.jpg
焼いたん、煮たん、食いたん。どうしたん、なんだかわかんないけど三人で飲んでます。
 

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NSJネイルアカデミー院長
仲宗根 幸子
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